時々思う

いつも笑っている貴方ほど信じられるのは遅そうで

私は信じられる人リストに入っているのか

まだ全然解んない・・いつも朝おはよう御座いますって笑って

夜は夜でお休みなさいって朝と同じ変わらない笑顔


全然解んないよ武蔵坊弁慶さん??



「おはよう御座います」

「おはよう」


ほらっ始まったこのクソ笑顔

お前は何か??菩薩でも目指してるどっかのインチキ坊主か??

そう思いながら暫し苦笑い「顔引きつってますよ」と言われれば

殴りそうになる手を必死に押さえるので精一杯・・コイツっっ・・ワザとやってたらボコの刑だ






さんは僕のコト嫌いですか??」

「・・・・」


ある綺麗に空が晴れた午後・・望美ちゃんと話し終って縁側でボーッとしていたら弁慶さんがやってきた

・・嫌いですか??

その言葉が頭の中でコールする・・嫌い??嫌いなのかな・・

そういえばいつも胸糞言っている私ですけれども嫌いとは言ったことがないわけで・・・

苦手―はあるけど嫌いーはないんじゃないのかなぁ・・

グルグル頭の中で浮かべる思いと考え・・脳の中がパンクしそう


「ど・・どうしてそう思うの??」

「望美さんやヒノエ他の方たちに見せる笑顔と僕の笑顔は違うのでそうかなと」

「・・・あー・・なるほど」


そりゃアンタ・・貴方様も人のコト言えないんじゃありませんの??

あんまり面責がないせいか2〜3回しか見たことはないけれど

他人との態度と私の態度違うと私は思いますが・・まぁ軍師さんだし

疑うのがお仕事なら・・別に止めはしないけれど・・



「だって・・弁慶さん私のコト嫌いでしょう??」

「え??」

「・・げっ・・あぁいや・・その・・えー」



げっとか言っちゃったよ・・やばいぞこれっっ

弁慶さんなんか考えちゃってますよぉ・・どうしましょうっっ

何らか思いついたようにニコーッと黒い笑顔を見せる弁慶さん

何っ何だっ何か怖い怖い怖いですぞっ!!!



「僕は貴方のコト嫌いじゃないですよ??むしろその逆です」

「・・・ぎゃ・・逆??・・好きってコト??」

「えぇ」

「え・・えー・・あぁ!!それはあれでしょ??仲間としてのでしょ??」


「いえ違いますよ恋愛方面のです」



サラッとスゴイ事言ったよこの方

タラシ文句さすが熊野の血で出たよ・・え??ちょっとお待ちくださいなっっ何で何で


私・・・赤面しちゃってんの!!!



「ふふふふさん顔真っ赤です」

「え・・にゅっ・・うわぁっ」

「隠さなくてもいいじゃないですか・・凄く可愛らしいですよ??」

「ちょっ・・待って待って弁慶さんっ・・これは何ですか!?ラブコメですか??」

「ラブ・・はい??」

「あぁっダメだっ!!・・現代語使っちゃったっ」



顔を隠そうとした手を両方握られ身動き取れない状態です只今

クスクスと私が真っ赤になるのを面白そうに見ている冷静な弁慶さんとは反対に

私は頭の中混乱してグルグル模様がどんどん山を作っていく



「で??答えは聞かせてくれないんですか??」

「えっ・・あぁお返事っ」

「そうですお返事です」

「うゥ・・えーと・・」



顔はどんどん真っ赤になって好き??好きなのかなっっ

でもココで真っ赤ってえぇっ・・マジっすか私

お返事を待っているのか笑顔の弁慶さん

視線が合わせずらい・・こんなってマジ・・



「好き・・なのかも・・しれません」

「・・んーもうちょっと段階踏んだほうが良かったかな」

「え・・あっ・・」

「ふふふふもし本当に好きって気づいたら教えてくださいね僕も頑張りますから」

「が・・頑張るってまさかっ!!!」

「はい貴方が好きになるように全力をつくします」



・・・つくさないでください

心でそう思ったけど・・あえてココは言わないことにしました

だって後先考えずに突っ走るのは危険だって・・お婆ちゃん言ってたと思うからぁぁ!!!


腹黒の天然タラシを装う熊野出身の私の両手を拘束中の弁慶さん

普通っ子だと自分は思う現代出身の顔真っ赤な私

たぶんこんなどうしようもない私と貴方は・・・