何百年のときを越え
目覚めようとしているのか??
チリィン・・鈴の音が聞こえた気がした
いつもの仮面生活が軋みを上げて
終わりの鐘を響かせる
「さぁ目覚めたまえ――の神子」

『ちょっとー・・・飛び降りなんてしないでよねぇ』
目を開くと黒い世界白いイスに足を組んで偉そうに座った
女の人がパイプを加えて白い煙を出しているものすごく着崩した派手な着物姿
ヤレヤレ顔で私を見る
「アナタ・・誰??」
『別に私のコトはどうでもいいのよ・・それよりアンタよアンタ』
「・・・・私死んだんじゃないの??」
『そうやすやすと死なれちゃ困るのアンタにはぁ』
「・・・そんなコト言われたって・・私の人生だから・・」
『その捻くれた根性やっぱり失敗だったわね』
ふぅとため息を吐くと
私の腕を引っ張って立たせるそしてニッコリ微笑むと私の耳元でこう囁いた
『アンタは・・運命の神子なの』
ボソッとでもしっかりとした発音で言うと
また面白そうな顔で微笑んだ
離れる瞬間私の手首に銀の鈴が3つついた紐をつける
『お守りと契約絶対に外しちゃだめよ』
「・・契約って??・・」
『私がアンタの賞味期限切れの人生買ってあげたのよ』
「・・何それ??」
『契約の刻印とは別のプレゼント・大事にしなさいこれはほんのサービスなんだから』
「ねぇ・・一体なんなの」
『ブーッ時間切れさぁ追い来なさいアンタの賞味期限切れ人生の2ステップよ』
そういうと私を黒い穴へ突き飛ばした
えっと思うともう空中
貴方の外ではバイバーイと手を振るさっきの女の人
それも気がついたら見えなくなって私はぎゅっと目を瞑った
『――――がい――人を―して――』
『・・――は――るから――じて??』
「・・・・え??」
そう思った時には光が見えた
リセットされてしまった私の賞味期限切れ人生
どうなってしまうかはまだ未定